動物愛護運動を受けてパリで子供のポニー乗馬が禁止
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動物愛護運動を受けてパリで子供のポニー乗馬が禁止

Jul 27, 2023

エメット・ライオンズ著

2023年8月18日 / 午前10時50分 / CBSニュース

パリ市は、動物愛護活動家らによる、ポニーの慣行により動物たちが苦しんでいるとするキャンペーンを受け、公園での子供向けのポニー乗馬を禁止する。

ロイター通信が金曜日に報じたところによると、この禁止令は2025年から発効する予定だという。

長年にわたり、ポニー乗馬はシャン ド マルス公園、モンソー公園、リュクサンブール公園などのパリの公園で人気の定番となっています。

動物愛護団体パリ・アニモー・ズーポリスは長年にわたり禁止運動を展開しており、パリの公園前で数回のデモや啓発活動を行ってフランスの首都パリ市当局に働きかけてきた。

動物愛護団体のウェブサイトに掲載された声明は禁止を歓迎し、「パリでのこの勝利は、動物はおもちゃではないことを社会全体に理解させ、動物がもはやレジャーのために搾取されない世界に到達するための重要な一歩を表している」と述べた。

パリ市庁は2021年にポニーの福祉のための憲章を導入しており、同団体からの圧力を受けて先月、ポニー乗馬事業者へのライセンス付与を段階的に廃止することを決定した。

乗り物の禁止を求めるPAZの嘆願書には、禁止が発表される前に一般の人々から8,400以上の署名が集まっていた。

「ポニーはおもちゃではない。子どもたちは散歩からポニーについて何も学ばず、感情的なつながりも生まれない。ポニーを娯楽の対象にしてしまうだけだ」とパリ・アニモー動物園(PAZ)の活動家アマンディーヌ・サンシブン氏はロイターに語った。

一部の地元住民はロイターに対し、禁止は不必要であり、ポニー乗馬は子供にとって無害な娯楽であると信じていると語った。

「子供たちにとって、それはご褒美です。ポニーと触れ合うのが大好きなんです」と、パリの公立公園モンソー公園でポニーの上に娘が座っているセリーヌ・パプアンさんはロイターのインタビューに応じた。

初公開日 2023 年 8 月 18 日 / 午前 10 時 50 分

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